サラリーマンからフリーランスに転向したエンジニアやプログラマーを悩ませる1つとして、確定申告が挙げられます。確かに、今までは勤めている会社がすべて行ってくれた税金の申告を、すべて自分で行わなければいけません。フリーランスになりたての場合には、頭を悩ませることでしょう。そして、確定申告の際に特に苦労するのが、経費の計上です。基本的には、仕事に関係した費用はすべて経費になります。
自宅をオフィスとして利用している場合は、その自宅の家賃や水道光熱費を適正な割合に応じて経費に計上することができます。このほかにも、仕事のために利用した交通費は、すべて旅費交通費の項目に入れることが可能です。さらに、インターネットの使用料や携帯電話代なども、仕事に利用した割合に応じて経費に計上されます。
経費に計上する際のポイントは、領収書やレシートの保管方法です。経費になると思って保管していた領収書やレシートでも、バラバラに保管してしまうと確定申告のときに苦労してしまいます。日にちごとに、しっかり分けておくようにしましょう。
その際に有効なのが、ノートに領収書を貼って保管する方法です。1ページに1日分の領収書を貼るようにすれば、どこにどの領収書があるのか一目瞭然です。また、領収書やレシートの空白欄に、接待交際費や旅費交通費などの仕訳を書き込んでおくと、会計システムに入力する際に楽になります。税金対策にもなるので、仕事をするうえでかかる経費はしっかり計上しましょう。