経費を計上するメリットとデメリット

エンジニアやプログラマーとしてフリーランスで活動したいのであれば、経費を計上するメリットを知っておくことが大切です。なぜ経費を計上するとメリットがあるのかというと、節税効果があるからです。所得税の金額は売上から経費を引いた金額によって計算されるので、経費が多ければ多いほど節税効果が期待できます。

一般的に経費として認められているものは、家賃や水道光熱費、広告宣伝費、交通費などです。ほかにも、取引先と食事をしながら打ち合わせをしたときの費用も、経費に計上することができます。フリーランスの場合だと自宅で仕事をする人も多いでしょうが、その際に使用するインターネットの使用料も経費に計上することが可能です。さらに、業務上でしか使用しない携帯電話の料金なども経費に計上することができます。

逆にフリーランスとして仕事をする際に経費を計上するデメリットは、経費が売上より多くなって赤字になってしまう場合です。黒字収支ではなく赤字収支になってしまうと、金融機関などからお金を借りることが難しくなってしまうからです。また、何でもかんでも経費に計上してしまうと脱税を疑われる可能性があり、税務調査の対象になってしまう場合もあります。

しかし、必要な分だけを経費に計上していれば、節税効果が高いといえるので、なるべく税金を抑えたいフリーランスには有効です。たくさん稼いだときには、経費の計上を有効に活用して正しく節税対策を行うようにしましょう。